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及川 健一; 前川 藤夫; 田村 昌也; 原田 正英; 加藤 崇; 池田 裕二郎; 仁井田 浩二*
LA-UR-06-3904, Vol.2, p.139 - 145, 2006/06
MLFに設置される予定の長尺分光器のための附属建家の予備的な検討が進められている。その長尺建家建築の総額を見積もるため、MCNPX及びPHITSを用いて中性子ビームラインの遮蔽解析を行った。計算では、最新のビームライン設計と中性子スペクトラムを用いた。
大塚 昭夫*; 川面 澄; 藤本 文範*; 小牧 研一郎*; 小沢 国夫; 寺沢 倫孝*
Journal of the Physical Society of Japan, 53(3), p.1001 - 1005, 1984/00
被引用回数:5 パーセンタイル:52.62(Physics, Multidisciplinary)2MV VdG加速器の重イオンを用いてBeから発生するK及びK超衛星線を結晶分光器により測定し、BeのK殻電子の単一及び二重電離断面積を求めた。入射イオンとしては0.3~1.3MeVのC,N,O及びNeイオンが用いられた。実験データはNe+Beの系を除いては2p-2pбカップリングによる分子軌道モデルによって説明された。
金子 義彦; 篠原 慶邦
原子力工業, 25(1), p.77 - 83, 1979/00
宇宙開発の進展により、人工衛星の動力源として原子炉が実験的に使用されるようになった。本報告書では、電源用の原子炉について調査した結果をまとめた。第1章序言では、米ソにおける開発の概要についてのべ、第2章宇宙ロケットのミッションと動力源としての原子炉では、電源用原子炉に対する要請と位置づけを明らかにした。第3章電源用原子炉の特徴では、陸上炉との差異を重点的にのべ、第4章電源用原子炉の現状では、米国のSNAP10A、ソ連のロマーシュカ、トパーズについてやや詳しい説明を行った。第5章安全性では、核分裂生成物の蓄積量を明らかにすると共に、安全対策の方向についてのべた。最後に、第6章結言では、現在は10KW級にとどまっている電源用原子炉も今後要請の高まりによって、100KW級に拡大される可能性をもっていることをのべた。
川面 澄
日本物理学会誌, 33(8), p.684 - 687, 1978/08
イオン衝撃によるX線発生の研究は高エネルギー加速器とX線測定技術の発達と共に近年活発に行われている。特にX線結晶分光器等を用いた測定は高分解能を示し、衛星線や超衛生線などのX線スペクトルの微細構造を明らかにするとともに、重イオン衝撃により発生するX線スペクトルが化学的環境によって異なった様相を示すことを明らかにした。ここでは最近の重イオン衝撃によるX線発生の実験結果のなかから、原研グループの成果をふまえて、化学結合効果に関するものについて紹介を行う。
川面 澄; 小沢 国夫; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*
Phys.Lett.,A, 60(4), p.327 - 329, 1977/04
原研2MV Van de Graff加速器を用いて0.25~2.0MeVのH,He,N,Ne,Arイオン衝撃によるBe及びBeOからのX線発揮スペクトルを結晶分光器を用いて調べた。 得られた結果は次のようになる。(1)BeからのK X線は108.5eV,K,X線(K殻の二重電離)は146.1eVでありHFSによる計算結果とほぼより一致を示す。(2)Be原子のK殻電離機構は軽イオンの場合には直接のクーロン相互作用によって、重イオンの場合には電子昇位モデルによって説明される。(3)BeOの場合には化学結合効果によって低エネルギー側へシフトし、Be-K及びKX線は、それぞれ104.6eV及び143.3eVとなる。エネルギーシフトは各々-4.1eV及び-3.8eVである。(4)それぞれの主線から約11.5eV高エネルギー側にKL及びKLX線が現われる。これは重イオンによる外殻電子の多重電離と電子昇位に基づく内殻電子の電離の増加を通して起こる。そしてこの遷移による電子はO原子の価電子から生じていることがエネルギー準位の計算から示される。
川面 澄; 小沢 国夫; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*
Phys.Lett.,A, 64(3), p.282 - 284, 1977/03
原研2-MV VdGを用いて、H及びHeイオン励起によるBe,B及びO原子の二重K殻電離によるHypersatellite X線スペクトルをBragg型の結晶分光器を用いて測定した。得られた電離断面積の比б(He)/б(H)は入射イオンの核電荷Zの4乗に比例することが見出された。これはбのZ依存性に関するはじめての観測結果であり、クーロン力による電離を仮定した二体衝突近似(BEA)の結果と一致していることがわかる。
川面 澄
Rev.Phys.Chem.Jpn., 47(2), p.53 - 68, 1977/02
H(0.3-1.8MeV),He(0.25-2.0MeV),N(0.3-1.1MeV)及びAr(0.3-1.8MeV)イオン衝撃によるBe,B及びO原子の単一及び二重K殻電離断面積はBraggスペクトロメータを用いて測定した。単一のK殻電離断面積については、軽イオンの場合にはクーロン励起によるBEAと良い一致をする一方重イオンの場合には電子昇位模型によって説明される。軽イオン衝撃の二重K殻電離断面積がE/U=1で最大になりかつ、Z依存性を示すことを初めて観測した。
川面 澄
Rev.Phys.Chem.Jpn., 47(2), p.69 - 79, 1977/02
H(0.3-1.8MeV),He(0.25-2.0MeV),N(0.3-1.1Mev),Ne(0.3-0.85Mev)及びAr(0.3-1.8MeV)イオン衝撃によって、Be及びBeOのBe KX線B及びBNのB KX線及び酸化物のO KX線スペクトルとCr,Mn,Fe及びCoのL X線スペクトルを高分解能のBraggスペクトロメータで測定した。Kの主、衛星及び超衛星線やその遷移エネルギーは化学結合や入射イオンによって大きい影響を受ける。特に重イオンで励起された場合にこの効果は著しい。更に、K及びLX線の多重内殻電離効果は入射イオンの核電荷に大きく依存することが示された。
川面 澄; 小沢 国夫; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*
Phys.Lett.,A, 58(7), p.446 - 448, 1976/07
原研の2MV VdGを用いて、陽子、ヘリウム、窒素、アルゴン等の荷電粒子をLiO、BeO、BO、MgO、AlO、SiOの酸化物ターゲットに照射し、発生したX線をBragg型の結晶分光器で測定した。KX線以外にKL、K、KL等の多重電離によるX線を観測した。 クーロン励起による電離機構が支配している領域において、K殻の二重電離の断面積がZ依存性からはずれることが見出された。